こんにちは!スタッフ金子です!
前回、僕のこれまでの経歴と『空手』について書かせていただきました!!
今回は前回の続きで
高校・大学とやっていたレスリングについて書いていきたいと思います🤼♂️
Table of Contents
レスリングとキックボクシングの違い
みなさんレスリングってどんな競技だか知っていますか?
レスリングはオリンピックの正式種目にもなっているので、最近だと東京オリンピックでご覧になった方も多いのではないでしょうか?
ですがオリンピック以外でレスリングが放送されることはほぼないのであまり馴染みのない競技だと思います😅
レスリングは組技系の格闘技で
とても簡単に説明すると、『相手を投げ倒して抑え込む』格闘技です。
キックボクシングで使う打撃はありませんので、キックボクシングとレスリングの違いと言っても
もう何もかもが違います💦
全く違う競技なので違いを挙げることもできないので、レスリングのルールを説明しながらお話しできたらと思います🙇♂️
ルール説明の前に
東京オリンピックでレスリングの試合を見た方も少なくないと思うのですが
正直にどんな感想を持たれましたか?
僕は妻と一緒に中継を見ていたのですが、レスリングのルールを知らない妻は『なんで点数入ったの?』『どうしたら勝ちなの?』と試合を見ていてもいまいち分かっていない様子でした😅
恐らく多くの人が同じようにレスリングのルールを知らないと思いますし、説明しても納得いただけない部分も多いかと思います。
それだけレスリングのルールは複雑です。
またレスリングは頻繁にルール改正がある為、レスリング選手ですら100%理解しているのかどうか怪しいです💦
僕ももうレスリングを辞めてから約5年経っているのでルールも変わっている部分があったりで
おおまかな部分しか把握できていません😅
大変難しいですが、ルールが分かるととても面白い競技なので
これから頑張ってレスリングのルールを説明していこうと思います💪
レスリングのルール
ここから本題のレスリングのルールについて書いていきます!
先述したようにレスリングは頻繁にルールが改正されます。
僕がレスリングを辞めた後も、前日計量→当日計量(2日間計量を実施)に変わったり他にも細々と変わっているようです💦
2021年10月時点でのレスリングのルールでは
試合時間は3分2ピリオド(ラウンド)。
勝敗は、相手の両肩をマットに1秒以上付ける『フォール勝ち』、
10点以上のポイント差を付ける『テクニカルフォール勝ち』がありまして
6分間でフォールにもテクニカルフォールのもならなかった場合は、6分間で獲得したポイントが多かった方が勝者となります🥇
同点の場合
またレスリングには柔道などのように延長戦がありません。
なので獲得ポイントが同点だった場合は、
①ビッグポイント ②コーション(注意や反則)の数 ③ラストポイント
の順番で優劣を決します💪
ここがレスリングの面白いところであり、他種目の競技者から不思議に思われがちなところです💦
まず最優先されるビッグポイントというのは
両者のポイントが2−2で、
赤コーナーの選手のポイントは2点技1回で獲得したもの、青コーナーの選手のポイントは1点技2回で獲得したものだった場合、
合計ポイントが同じでも2点技1回でポイントを獲得した赤コーナーの選手が勝者となるんです😲
より高得点の技を決めた方が有利となります。
次に優先されるコーションの数ですが、
キックボクシングと同様に反則をしたり消極的だったりすると注意・反則を出されます。
①のビッグポイントの数も両選手ともに同じだった場合はこのコーションの数が少ない方が勝者となります!
コーションの数も同じという場合は、ラストポイントと言って
最後にポイントを獲得した方が勝者となります!
同得点でもポイントの取り方や反則の数、最後にポイントを取った方が勝ちというのは不思議な部分もあるのですが
レスリングという競技の性質上、組み合わないといけません。
このルールがないと先制した選手は組み合わずに逃げたり、組んでも相手の手首などを掴んでるだけで試合を膠着させてしまうということもあります。
最後までアグレッシブな試合展開にするためにもこれらのルールは必要となってくるんですね🤔
どうしたらポイントになるか
ここまで読んでいただけたらもうお分かりかと思いますが
レスリングは技によってポイントが変わってきます。
大まかに説明させてもらうと
相手をマットの円から押し出すと1ポイント!!
タックルなどで相手に尻餅をつかせる、相手の背後について膝を着かせる、グランド状態で相手を回転させるなどで2ポイント!!
スタンド状態からタックルや投げでマットに背中を付けさせると4ポイント!!
となります!
文字に書き起こすとすごい分かりづらいですね😅
他にも細々としたルール・ポイントがあるのですがこれ以上は更に難解になってくるので以上にします😂
フリースタイルとグレコローマンスタイル
もしかしたら聞いたことくらいはあるかも知れませんが
レスリングには『フリースタイル』と『グレコローマンスタイル』という2つのカテゴリーが存在します。
フリースタイルは全身への攻撃が許されていますが
グレコローマンスタイルは下半身に触れることが禁止されています!!
相手の足を触ってはいけないので下半身へのタックルも禁止で、投げ技を巡る攻防がメインとなります。
プロレス技のような豪快な投げ技が見られるのがグレコローマンスタイルの魅力ですね!!
他にもこんなルールが!!
ここからはレスリングのちょっと変わったルールを紹介したいと思います👊
まず一つ目は『チャレンジ』です!
レフリーの判定に異議があった場合、セコンドはチャレンジ=VTR確認を要求することができるんです👏
野球やバレーボールなどではこのようなVTR確認はよくありますが、VTR確認が認められている格闘技は珍しいのではないでしょうか?
次に『ハンカチ』です!
選手はシングレットと呼ばれるスパッツのようなピチピチの試合着を着用するのですが
試合中はこの試合着の中に白いハンカチを入れていないといけないんです😲
試合開始時にレフリーに確認される為、ハンカチを持っていないと試合ができません💦
また白いハンカチが必要な理由ですが、
レスリングは『紳士のスポーツ』と言われている為、試合中に出血した際はそのハンカチで血を拭き取ります。
キックボクシングでは出血することも珍しくないのでこれも変わったルールですよね😂
レスリングとキックボクシングで試合を経験して
ここからは僕がレスリングとキックボクシングで試合を経験してみて感じた違いなどをお話ししたいと思います!
どちらでも試合をしてみておもしろく感じたのは、レスリングには明確なポイントがあって、キックボクシングにはそれがないことです。
先述したようにレスリングには技によってポイントがあります。
試合中にもマットサイドには得点板がありお互いの得点が掲げられています。
また同点の場合でもビックポイントやラストポイントなどのルールがある為、
残り試合時間やポイントをよく考えて試合を組み立てなければなりません🤔
例として、4点技で点数を獲得している選手は、
同点に追いつかれても4点技を許さなければ良いので、リスクを回避して無理に粘らずに1点や2点の失点で抑えるなど
残り時間を考慮しながら試合を組み立てていくことが可能になります。
逆に大量に点差を付けられている選手や4点技などのビックポイントで勝機が薄れてきた選手は、
強引に組み付くなどして大技や1発逆転のフォール勝ちを狙う作戦に切り替えることになります。
キックボクシングではダウンこそ明確にポイントになりますが
その他のダメージなどのは明確に何点という風にならないので、判定が出るまではどっちが勝ったか分からないということがよくあります。
また優位に試合を進めていても評価されずにそこまでポイントにならず、後半に1回ダウンを取られてしまうと明確にポイントを取られて負けということもあります💦
最後に
今回は長々とレスリングの説明となってしまいましたが、
キックボクシングにはキックボクシングの面白さが、レスリングにはレスリングの面白さがあります😉
それぞれのルールを知っていただき
多くの格闘技、スポーツを楽しんでいただけたらと思います♬
もし今回の記事を読んで興味などをお持ちの方はぜひ金子までお気軽にお尋ねください✌️
それでは今回もありがとうございました😊
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※現在レッスン中はマスク着用となります。
金子 梓(Azusa Kaneko)
幼少期から空手を始め大学時代にアマチュアレスリングに打ち込む。
その後キックボクシングに転身し、RISEでプロデビュー。
2018年には、RISEスーパーフライ級タイトルマッチに挑戦も敗退。
2022年、現役引退。
現在は、新宿レフティージムでマネージャーとして勤務。
親切丁寧に、初心者でも楽しめるレッスンを心掛けています。
初心者〜試合出場まで幅広くパーソナルレッスンも受け付けています。
何でもお気軽にお声がけください。